sassa36
36 文が重なる接続詞表現
主文と副文(補充する文)は一つにまとめることができます。
バラバラにかくと、
①わたしは聞いた。彼女が来た(と)。
これを次のように一つします。
②「彼女が来た」と、わたしは聞いた。
このように日本語では「と」をはさんで、副文+主文の順に配置されます。
ke
エスペラントでは、ke で二つの文をつなぎます。
語順は、主文 + ke + 副文 となります。
③ わたしは聞いた (と)彼女が来た。 ←この語順で表現する
最初の数字は、テキストのページ数です。太字が主な部分。
39 Oni diras, ke
(一般に~だという = 一般に~と言われている)
59 Mi ĝojas, ke ŝi iun sabatan posttagmezon en novembro partoprenos en nia grupa kunveno.
彼女が11 月のある土曜日の午後、わたしたちのグループ会合にきてくれるのが、わたしはうれしい。
101 Mi timis, ke mi estus kaptota de la Maŭroj.
わたしはムーア人に捕まるのではと恐れた。
102 Li diris, ke li ne foriros eĉ mortigote.
「殺されたって出ていくもんか」と彼は言った。
102 Li diris al si, ke la sola kulpigoto estas li.
「ただ一人責められるべきは自分だ」と彼は自分に言った。
108 Ĉu vi ne scias, ke ĉiu tago estas ies tago de naskiĝo?
すべての日がだれかの誕生日だと知らないのか?
108 Memoru, ke Esperanto estas nenies propraĵo.
エスペラントはだれの持ち物でもないことを覚えておきなさい。
111 Ŝi ĉiam pensis ke la princino iel saviĝos.
彼女はたえず、王女はなんとか救われるだろう、と思っていた。
115 Ĉiu, kiu diras, ke neŭtrala arta lingvo estas ne ebla, venu al ni.
中立的な人工語は不可能だという人はみな、わたしたちのもとに来なさい。
(10) Tial ekzistas absolute nenia neceseco, ke ni forĵetu la oportunan vorton jam konatan.
だからわれわれは、すでに知られている便利な単語を捨てる(という)必要は全然ないのである。
※ ここでは、necesecoの内容がke以下で示されている
ĉu
副文が疑問文のばあいは、keではなく、ĉuを使います。
主文 + ĉu + 副文となります。
①わたしは聞いた。彼女が来たのか。
②「彼女が来たのか」と、わたしは聞いた。
③ わたしは聞いた(のか)女が来た。 ←この語順で表現する
- Dezirante vidi, ĉu tio estas vera, mi skribas al vi en tiu lingvo.
それが本当か見たくて、わたしはあなたにその言語で書いています。 - Respondu al mi, ĉu vi efektive komprenis kion mi skribis.
わたしが書いたことを実際に理解したかどうか、わたしに答えなさい。 - Sed mi ne scias, ĉu tio ĉi estas granda merito.
しかしわたしは、これが大きなメリットかどうか、わかりません。 - Dubu, ĉu en steloj brilas flamo.
星々の中で炎が輝いているか、疑いなさい。 - Kvankam vi estas riĉa, mi dubas, ĉu vi estas feliĉa.
あなたはお金持ちですが、あなたが幸せかどうか、わたしは疑っています。 - Mi volas unue certiĝi, ĉu vi ne mensogas.
君がうそをついていないのか、ぼくはまず確認したい。 - Li atente observis, ĉu la soldatoj havas bonajn armilojn.
兵士がよい武器をもっているか、かれは注意深く調べた。 - Sed mi ne scias, ĉu mi devas akcepti.
だけど、わたしが受け入れなければならないのか、わたしはわかりません。 - Mi ne memoras, ĉu mi skribis al vi.
わたしが君あてにかいたかどうか、ぼくは覚えていない。(追記) 2018-07-20T21:40
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